タイの国民性を知る
10月に入りプミポン国王を尊ぶ声が高まり、来泰し半年が経とうとしている私には驚きを隠せない程のタイ全土の哀しみを実感しています。
【 王宮の前で追悼をする様子 】
人に奉仕するということは自分が損するだけだと思われる風潮もありますが、タイの方はそれを自然に行うことができます。
「優しさ」「温かさ」「強さ」ということを改めてこの国へ来て感じることが出来、同時に今までの楽観的でマイペンライな姿の印象を覆されるものでした。
私は朝の4:30に自宅を出発し、最寄駅から5時間の行列でした。陽が出て来た頃に水や、ポカリスエット、配給飯( パッタイやガパオヌン、MKのあん饅 )が配られ始め、皆さんハーフマラソン状態でした。スタートにはタイの方、帰化している方などは IDカードを、外国人の私はパスポートを見せ警備の中くぐり抜けます。
参拝の人数が多い為に40-50人づつに警備の方が入ります。私の黒のレース首回りが大きい為、NGだと指摘を受けジャケットのレンタルをさせていただきました。(女性のスカート丈は膝下以上、方を隠す袖ありの黒か暗めの服装、学生は制服が理想とされています。)
ある情報誌より葬儀ボランティアスタッフを9月1日から一般公募したところ、1日 2500人の募集に対し、初日の朝8時には定員となり25日時点で応募者の数は約200万人にのぼったそうです。年齢制限を設けなかったためお子さまとも訪れる家族連れも多く早朝2時から並んだ77歳の高齢者の方が話題となりました。
館内にて参拝の時間は15分も満たないです、タイの方々の想いに胸を打たれました。貴重な経験をさせていただきましたことに感謝の気持ちでいっぱいの一日となりました。
【 タイの歴史を盛込み「天国」をイメージした火葬式用建物 】
この建物はシリントーン王女、政府、文化賞芸術局が指揮を執ってきているようです。🏗
王宮前広場(サナームルアン)の半分強の敷地を使って建てられており、火葬式当日に国民が都内に集中することを避けるため、全76県に一箇所づつ別の火葬式用建物の建設が始まっています。(10月15日には完成する見込み)
この一カ月、国民性の違いを考慮し、フラワーアレンジメントも祭壇用にも特化していけるように努めたいと思います。
最後までご覧くださってありがとうございます。詳しく気になる方は
http://kurashi-no-blog.hatenablog.jp/entry/Thailand_wear.jp
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